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胃癌とピロリ菌のはなし

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ヘリコバクターピロリ(以下ピロリ菌)は胃に感染する事でさまざまな病気を引き起こすと近年マスメディアでもよく取り上げられています。
ピロリ菌感染は胃・十二指腸潰瘍や慢性胃炎、急性胃炎、胃がん、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病などの疾患の一因と考えられています。特に胃がんに関しては発ガンの第一の要因はピロリ菌で、我が国は他の国に比べて、40歳以上の方のピロリ菌感染率が高く、60歳以上の方では60~70%が感染し注意が必要です。
このような状況に対しピロリ菌研究の第一人者である北海道大学の浅香正博特任教授(がん予防内科学)はピロリ菌の検査と除菌を中心とした「胃がん撲滅計画」を提唱。
我が国でピロリ菌陽性者全員を除菌することで胃癌で死亡する人を5年間で約15万人減らすことが理論上可能になると推計しています。この浅香教授らの地道な働きかけのおかげで、2013年2月21日、画期的なことですが厚生労働省はピロリ菌の感染による慢性胃炎に対するピロリ菌治療を保険適応として認めました。まさに、これより我が国における胃癌撲滅への道が開かれたのです。
なお、従前どおり、胃・十二指腸潰瘍のある方や早期胃がんの内視鏡治療後、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病の方は健康保険でピロリ菌の検査や治療が受けられます。
院長は消化性潰瘍の臨床研究を多く手がけ、浅香教授に指導を受けながら多数例の胃潰瘍、十二指腸潰瘍のピロリ菌除菌療法を行ってきました。また、早期胃癌の内視鏡治療とその後のピロリ菌治療の経験は豊かで、MALTリンパ腫や特発性血小板減少性紫斑病に対する除菌治療に対する学術報告も行ってきました。
図の中の3次除菌治療は現在、保険適応ではありません。北大病院のピロリ菌専門外来にご紹介します。
ピロリ菌が心配だけどどうしたら良いの?これはよくある質問です。ピロリ菌に関してご不安を抱かれている方のお役に立てればと思い、このページを作成しました。
以下はピロリ菌の検査・治療の流れです。

 

胃がんにかかる可能性が高いのか低いのか、胃カメラ検査をした方がよいのかを調べる、
ABC検診(ヘリコバクター抗体検査と慢性胃炎に関するペプシノーゲン検査の組み合わせ検診)を4200円(自費)で行っています。

当院では積極的にピロリ菌の検査・除菌に取り組んでいます。

 

 

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