内視鏡検査
ここ数年、鼻から挿入する胃カメラ(鼻カメラ)が注目され普及が進んでいます。細くて腰の柔らかい内視鏡を使うため、これまでの胃カメラに比べて、嘔吐反射がおこりづらく楽に内視鏡検査を行うことができます。
当院では、ハイビジョンの鮮明な画像で観察できるオリンパス社の細径内視鏡システムを使用しており、質の高い検査を行っています。また、大腸内視鏡に関しても細径のタイプを用意しました。
血液検査(院内迅速検査と慢性疾患管理)
腹部急性疾患に対して、診断に必要な肝機能(AST、ALT、ビリルビン、γGTP、ALP)、アミラーゼ、尿素窒素、クレアチニン、電解質検査、末梢血、CRPなどの採血検査を院内で測定し受診後30分後に院内で対応できるか専門病院に紹介するかを判断しています。また糖尿病患者の血糖値とヘモグロビンA1C値は採血後10分程度で判定し、現在の血糖コントロール状況を評価しています。脂質異常症、甲状腺疾患、慢性肝炎、炎症性腸疾患など慢性疾患の採血検査の分析は検査センターでおこない、結果はおおむね1日後になりますが正確な病状の変化の把握に努めています。注意事項ですが、脂質検査や肝機能検査は食事の影響を受けるため基本的には空腹で検査をお願いしています。 |
超音波検査
当院は、高性能・高画質の超音波診断システムである東芝製Aplio300にて 腹部エコー検査、心臓エコー検査、頸部エコー検査などを行っております。 このような高性能の超音波診断システムは主に高度医療機関で使用されており 当院での正確な診断の手助けとなっております。
超音波検査・エコー検査の注意事項
●飲食の制限について
検査部位により飲食の制限がございます。
腹部(おなか)の検査の方
午前の検査予約の方は朝食を、午後の方は昼食をお控え下さい。
(お茶・お水は少量であればお飲みいただけます)
その他部位の検査の方は飲食の制限はございません。
●排尿の制限について
検査部位により排尿の制限がございます。
腹部(おなか)の検査の方:検査2時間前より排尿をお控え下さい。
その他部位の検査の方は排尿の制限はございません。
●心臓エコー
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自動解析機能付きの心電計です。
●脈波速度計
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レントゲン撮影
健康診断に必須、また呼吸器疾患の診断に必要な胸部レントゲン検査は画像の良いDR装置を用いて撮像しています。 |